会員様インタビュー FONTSTORY
第2回 株式会社公栄社 様
2003.03.05
「新しい発想と実行力」が企業テーマです。知恵を結集し、無駄を減らした効率的な作業を行い、DTPという言葉に惑わされることのない、デザイン・組み版・制作・製版・印刷を目指しています。
最新のマッキントッシュ環境やDDCP、B1判の出力環境を用意し、全フロアに光ファイバーによる最新のネットワーク環境を構築するとともに、2.4テラバイト×2を擁する大容量ワークフローサーバーを最速・最高状態で運用しています。 WebDAVを用いた作業効率化やデータの一元管理、デザイナー・カメラマン・編集者・印刷会社等とのネット運用を目指して新規サーバーを構築中です。
最新のマッキントッシュ環境やDDCP、B1判の出力環境を用意し、全フロアに光ファイバーによる最新のネットワーク環境を構築するとともに、2.4テラバイト×2を擁する大容量ワークフローサーバーを最速・最高状態で運用しています。 WebDAVを用いた作業効率化やデータの一元管理、デザイナー・カメラマン・編集者・印刷会社等とのネット運用を目指して新規サーバーを構築中です。
LETS書体には、"使いたい"と思う書体があります。
公栄社は、月刊誌・雑誌・書籍などを中心に月間100冊以上の出版物・印刷物に携わっています。 そのつながりで、現在では多くの印刷・出力センター様から各種メーカー様まで他業種に渡りお付き合いが生まれています。この会社間のお付き合いを円滑に運ぶため、私どもだけでなく、多くの製版・印刷会社では、作り手(制作)側と受け手(出力)側のアプリケーションやフォントなど編集・出力の環境をイコールにすることに注力してきました。
編集・出力環境を限定することにより、生産効率の向上やトラブルのない出力に繋がるからです。この"共通な環境を持つこと"は、印刷会社にとって重要である反面、お互いに"ある一定枠内での使用"という制限も生み出します。効率化と安全性が、自由な発想と生きた提案を制約してしまうのです。 特にフォントについては、その傾向が顕著に現れていると思います。
私どもは、紙やインクだけでなく、フォントやアプリケーションも印刷・出版物の「材料」であると考えています。そこで、私どもは、所有フォントの不足により作業が制約されることの無いよう、600書体以上の和文フォントや欧文フォントを導入しています。これは、入稿されたデータを"そのまま出力する"ためだけでなく、クライアントの制作物やターゲットの仕事内容に合わせて"書体を選択・提案する"ことが可能になるからです。
現在では、多数のフォントメーカーから多くのフォントが販売されており、フォントの横並び状態というか、代用がきく書体があるのも事実だと思います。これは"ありすぎる弊害"とも言えるでしょう。フォントワークスの『LETS』の売りのひとつである"書体数の多さ"も、ある意味"ありすぎる弊害"と捉えられてしまう傾向にあるかもしれません。最近では、フォントの種類の多さに加えて、書体の善し悪しよりも金額の高低が重要な時代になっている側面もあります。
しかし、こんな時代だからこそ、作り手としては自由度が高く「使いたくなる書体」があるということが大事だと思います。フォントワークスの『LETS』には、使いたい書体がいくつもあります。 また、毎年新しい書体が提供されるとのことで、例えば、『2002年の新書体』である「ニューロダン」や「ニューセザンヌ」、『2003年の新書体』の中にも、使ってみたい書体があります。
特に、今年リリースされる「見出し用明朝体」などは、非常に興味をそそられます。この書体には、オールドスタイルのデザインでありながら、古くさくなく、どちらかというと"新しさ"を感じます。見ていて、いろいろなことに使えるのではないかとアイデアが浮かんできて、今から楽しみです。
今後も、いろいろなメーカーから、良い書体がどんどんリリースされると思います。効率化や安全性の観点から、使用する書体を限定するのもひとつの手段だと思いますが、せっかくリリースされた(される)良い書体は、積極的に使っていきたいですね。
その点からも、これからリリースされる『LETS書体』に大きな期待を持っています。
編集・出力環境を限定することにより、生産効率の向上やトラブルのない出力に繋がるからです。この"共通な環境を持つこと"は、印刷会社にとって重要である反面、お互いに"ある一定枠内での使用"という制限も生み出します。効率化と安全性が、自由な発想と生きた提案を制約してしまうのです。 特にフォントについては、その傾向が顕著に現れていると思います。
私どもは、紙やインクだけでなく、フォントやアプリケーションも印刷・出版物の「材料」であると考えています。そこで、私どもは、所有フォントの不足により作業が制約されることの無いよう、600書体以上の和文フォントや欧文フォントを導入しています。これは、入稿されたデータを"そのまま出力する"ためだけでなく、クライアントの制作物やターゲットの仕事内容に合わせて"書体を選択・提案する"ことが可能になるからです。
現在では、多数のフォントメーカーから多くのフォントが販売されており、フォントの横並び状態というか、代用がきく書体があるのも事実だと思います。これは"ありすぎる弊害"とも言えるでしょう。フォントワークスの『LETS』の売りのひとつである"書体数の多さ"も、ある意味"ありすぎる弊害"と捉えられてしまう傾向にあるかもしれません。最近では、フォントの種類の多さに加えて、書体の善し悪しよりも金額の高低が重要な時代になっている側面もあります。
しかし、こんな時代だからこそ、作り手としては自由度が高く「使いたくなる書体」があるということが大事だと思います。フォントワークスの『LETS』には、使いたい書体がいくつもあります。 また、毎年新しい書体が提供されるとのことで、例えば、『2002年の新書体』である「ニューロダン」や「ニューセザンヌ」、『2003年の新書体』の中にも、使ってみたい書体があります。
特に、今年リリースされる「見出し用明朝体」などは、非常に興味をそそられます。この書体には、オールドスタイルのデザインでありながら、古くさくなく、どちらかというと"新しさ"を感じます。見ていて、いろいろなことに使えるのではないかとアイデアが浮かんできて、今から楽しみです。
今後も、いろいろなメーカーから、良い書体がどんどんリリースされると思います。効率化や安全性の観点から、使用する書体を限定するのもひとつの手段だと思いますが、せっかくリリースされた(される)良い書体は、積極的に使っていきたいですね。
その点からも、これからリリースされる『LETS書体』に大きな期待を持っています。
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