会員様インタビュー FONTSTORY
第5回 株式会社 音楽館 様
音楽人としても共感を覚えるLETSのビジネスモデル
音楽では音符の組み合わせで楽しさ、悲しさ、激しさ等、様々な表現をしています。また、演奏する楽器が違えば同じ曲でもまた違ったイメージになります。ゲームコンテンツでもBGMや効果音、そして文字の違いにより、全体のイメージが大きく変わります。音楽館では、細かいディテールまでこだわってゲームコンテンツの制作をしています。もちろんゲームなので文字を多く使います。LETSはフォントの種類が139書体と多く、色々な表現をシミュレーションできて、大変重宝しています。
また、クリエイター側が常に大切にしなければならないのは、コンテンツ(作品)の著作権です。LETSはゲームコンテンツ制作上のライセンスが非常にクリアになっていて安心して使えます。またデジタルコンテンツとしてのフォントを低価格にて提供するLETSのビジネスモデルは、音楽人としても大変共感を覚えます。
最後に、今後フォントワークスに期待することは、低解像度のTVモニターでも印刷物と同じようなクオリティで表現できるフォントを開発して欲しいです。これからユーザーとして色々な情報をフォントワークスへフィードバックして、リクエストをどんどん出していきたいと思っています。
プロフィール
4歳半からオルガンを、5歳からはクラシックピアノを習い始め、6歳で既に作曲という、その類まれな才能が伺える。GS全盛期の中学1年の時にピアノからエレクトーンに転向、高校卒業後はヤマハのネム音楽院に入学。 '77年、同期生の野呂氏よりの誘いを受けてカシオペアを結成、ヤマハのコンテストEASTWESTに出場し、プロの道を歩むことになる。カシオペアにはなくてはならない”核”的な立場にたっているといえるだろう。 卓越したテクニックと、オリジナリティ溢れる音色をふんだんに使うコードワークで、名曲をいくつも生み出してきた。そのキャッチーなメロディラインはカシオペアの中でも異彩を放ち、魅力のエッセンスを加えている。 '85年にはソロアルバム「ミノルランド」を発表。'93年には高中正義、神保彰、櫻井哲夫をゲストに迎え、シンセサイザーとマッキントッシュを駆使して制作した「Tickle The Ivory」を発表。いつも最先端の技術を導入し、斬新な作品を作り上げることでは日本でも1、2を争うパイオニアであろう。 またライヴではMCを一手に引き受けており、そのコミカルで巧みな話術で人気を博している。'88年にはFMラジオのパーソナリティまで務めたという司会者顔負けの実力だ。 音楽以外にも多彩な趣味を持つことで有名で、最近ではマルチメディアの分野にも進出しており、様々な公演、イベントを舞台に幅広く活躍している。また彼の趣味である鉄道を題材にしたゲームソフト「トレインシミュレ?タ」シリーズはすでに23作品にも及び(2002年10月現在)、PC用からはじまった実写映像を使った鉄道運転シミュレーションソフトとして、現在はPlayStation 2用として制作されている。メンバーの中でも、その優しい風貌と身近でユニークなキャラクターで女性の人気も高く、また、若いキーボーディストの憧れの存在となっている。 2001年4月より名古屋芸術大学音楽 文化応用学科教授に就任。
企業情報
社名 | 株式会社 音楽館 |
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URL | http://www.ongakukan.co.jp/ |
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